こんにちは。hirokiです。
以前、150プラドのエンジンオイルをオイルレベルゲージの挿入パイプからの上抜きにチャレンジしましたので投稿します。
愛車を長持ちさせるにはやはりこまめにエンジンオイルを交換したくなります。
しかし、回数を重ねるとドレンボルトのネジのへたりやシールワッシャの座面への傷が気になってきます。オイルレベルゲージの挿入パイプからオイルを抜くことができればオイル交換時にドレンボルトを外す必要がなくなり、オイル交換に伴うオイル漏れのリスクを回避できます。そのような背景からエンジンオイルの上抜きにチャレンジしました。
結論ですが、いろいろ試した結果上抜きはあきらめました。その経緯を紹介します。
まず、上抜きのために購入した機材がこちら。オイルチェンジャー。ちなみにディーゼルエンジンには使えない、と書いてありました。
化粧箱ではわかりませんね。いきなりですが作業中の写真がこちら。
注射器をストロークさせることで球体の内部を負圧にします。球体からはチューブが出ていてそのチューブをオイルレベルゲージパイプからエンジン内部に挿します。負圧によりエンジン内のオイルを吸い出す、という仕組みです。
なおプラドのオイルレベルゲージパイプには付属のチューブが入らなかったので細いシリコンチューブを購入し接続しました。
分かりにくいですが耐油性のあるピンクチューブとジョイントを介して接続しています。接続部にはからげ線を巻き付けて漏れ対策しました。
実際に吸引している写真がこちら。
チューブの中に真っ黒なオイルが通っています。チューブを差し込んでみるとなんか障害壁みたいなものがあるみたい。。オイルパンの底に届いているのか分からないけど吸入してみます。
内径の小さいチューブを使っているので全然吸ってくれません。オイルチェンジャーはチューブ以外のところからも空気を吸っています。ほっとくとオイルを吸わなくなってしまいます。こまめに注射器をストロークさせることなんと7時間!
ようやくオイルを吸わなくなりました。
その状態で念のためドレンボルトをはずしてみると、、、、1滴もオイルが出てきません!!
とても感動しましたが、作業時間7時間は割に合いません。。。
そこでオイル吸入用の電動ポンプを購入して吸入自動化にトライしましたが、吸入量が少なくてポンプの発熱が怖いことに。20分以上の連続運転NGとかパッケージに書いてあるし。。。
ここまでチャレンジしてあきらめました。
振り返りですが、オイルの上抜きの利点は次の点が挙げられます。
- ドレンボルトを外さないのでネジ、シール面のへたりが発生しない。
- ジャッキアップが不要
- 廃油が容易
150プラドのドレンボルトはオイルパンに直接ねじが切られておらず、オイルパンに取り付くプレートにねじが切られています。つまりドレンボルトのめねじ、シール座面がへたってもプレートを交換すれば復活できる!
さらに、私のプラドはリフトアップしているのでジャッキアップしなくても潜れてオイル交換ができます。
上抜きにこだわる必要はないはず!
負け惜しみですが、そのように考えています。
もし簡単に上抜きができる方法をご存じの方がいたら是非教えてください!
上抜きのオイル交換に憧れています!!